「その時に『ちょっとあるかな』って感じになって自分のなかでも。
あと、綺世も相手にいて、『剛くん、これ本当に運きてますよ』みたいな。怪我した選手には失礼ですけど、『これでなかったらもうないっす』って言われて、運が寄ってきて。
試合が終わった後に、代理人からフェイエが動いているからどう?って言われて、行きたいですと。その日の夕方にファンペルシー監督と電話して、こっちはとりたいし、是非きてくれと話をされて、次の日にはオファーがきて決まったって感じですね。
たぶん、ヘントも怪我させちゃって申し訳ないって気持ちも少なからずあって、接触で脛の骨を折っちゃって…。話がすぐその日の夜にまとまって…(急展開は)とんでもなかったです。さすがにこんなことあるんだって。
(ファンペルシー監督とは)ビデオ通話で話して、すごい評価してくれていると感じた。やってくれと言われて、あの人に言われて、断る人は多分いないじゃないですか。
(ラヒーム・)スターリングとかも彼に説得されてきたので、それくらい影響力のある人なので、即決ですね、行きます!と」
渡辺は「人生がかかっている」とすべてを賭ける覚悟でフェイエノールトとの練習試合に挑んだという。
2025年7月に行われたその試合でフェイエノールトDFトーマス・ベーレンが重傷を負った(手術を受けて今シーズンは全休)。
その直後に渡辺は、オランダのレジェンドでもあるフェイエノールトのロビン・ファンペルシー監督から直々に連絡を受けて、すぐに移籍がまとまったという。
そんな名門フェイエノールトは、熱狂的サポーターがいることでも知られている。
渡辺は「負けたら、練習場を囲まれて、家に帰れない…今シーズンも2~3回あったし、アウェイからも帰れない。サポーターが200~300人くらい練習場で待っているから、家に帰れないから、各々パーキングにバンが10台くらいきて、各々自分の住所にダイレクトで帰れみたいなことは結構あります。あと、(サポーターに)家もバレているので。スタジアムとか練習場の周りにみんな住むので、バレてて、危ないから外出るなみたいなことは多々あります。味方につければ、すごい声援も熱いし、クラブのためにプレーする選手はすごい愛されますね」とも語っていた。
筆者:井上大輔(編集部)



