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21日(日本時間22日早朝)に行われたKNVBベーカー(オランダカップ)4回戦のAZvs.アヤックス戦での出来事。1-0とアヤックスリードで迎えた前半36分、突然ピッチに若い男が乱入し、AZのGKエステバン・アルバラードに飛び蹴り。しかし、それにいち早く気付いたアルバラードはこれを華麗に交わすと、倒れた男を思いっ切り蹴り付けた。

まるで格闘技のリング上での光景のようだが、主審は「規則に従い」アルバラードにレッドカードを提示。しかし、当然、この判定を不服としたAZのヘルトヤン・フェルベーク監督は「選手の安全が保証されない」として選手、スタッフ全員をロッカールームに引き上げさせ、試合は一時中断。結局、そのまま中止となった。アルバラードを襲った男は19歳の「酒に酔った」アヤックス・サポーター、だとされている。

ところで退場となったエステバン・アルバラード。実は今年の夏に行われたコパ・アメリカにコスタリカ代表の正GKとして参戦予定だったが、元恋人の女性に対する度重なる暴行により暴行と殺人未遂の罪で刑事告訴され、出場を辞退した“前科”がある。→当時の記事はこちら

怒るアルバラードを必死に制止するチームメイト。こ、これは怖い・・・

アヤックスのフランク・デ・ブール監督は「エステバン(アルバラード)の反応は彼の南米気質によるもの」(実際は中米人)、と評しているが、どうやらかなり短気のようである。今後、正当防衛が認められればレッドカードが取り消される可能性もある。しかし彼は192cm 85kgという立派な体格のGK。今回の判定はあまりに不憫なものであるが、自分が手(もしくは足)を出すことがどういう結果になるかはよく認識しなければならないだろう。

(筆:Qoly編集部 H)

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