トップ100にランクインした選手たちについてもう少し掘り下げてみよう。

【年齢】

<平均年齢>
25.92歳
<最も年齢の高い選手>
33歳(ズラタン・イブラヒモヴィッチ)、次点31歳(4名)
<最も年齢の若い選手>
20歳(マルキーニョス)、次点21歳(4名)
<30歳以上最高位>
アンドレス・イニエスタ(24歳)

【クラブ】

<ランクインした選手の多いクラブ>
1位 バイエルン・ミュンヘン 13人 (最高位 11位 トーマス・ミュラー)
2位 バルセロナ 10人 (最高位 1位 リオネル・メッシ)
2位 レアル・マドリー 10人 (最高位 2位 クリスティアーノ・ロナウド)
4位 チェルシー 9人(最高位 15位 エデン・アザール)
4位 マンチェスター・シティ (最高位 21位 セルヒオ・アグエロ)

世界王者になったドイツ代表を多く抱えるバイエルンが首位。豊富な資金力とブランド力で選手を獲得するスペインの2強がこれを追っている。

<ランクインした選手が所属するリーグ>
1位 イングランド 34人 (最高位 5位 アンヘル・ディ・マリア)
2位 スペイン 24人 (最高位 1位 リオネル・メッシ)
3位 ドイツ 19人 (最高位 11位 トーマス・ミュラー)
4位 フランス 9人 (最高位 8位 エディンソン・カバーニ)
5位 イタリア 8人 (最高位 16位 ポール・ポグバ)
※ 残りはポルトガルとロシアから3人づつ、他リーグからの選出なし)

トップはイングランド。資金力は世界一であり、イングランドのプレミアリーグは最も潤っているリーグと言って過言ではない。3割を超えており、2位のスペインとあわせると50%を超える。かつて隆盛を極めたイタリアはUEFAランキングの凋落が昨今の話題だが、この評価額ランキングでも5位。4位のフランスは全てPSGの選手だ。

【国籍】

<ランクインした選手の多い国>
1位 スペイン 18人 (最高位 22位 セルヒオ・ラモス)
2位 ドイツ 14人 (最高位 11位 トーマス・ミュラー)
3位 ブラジル 12人 (最高位 4位 ネイマール)
4位 アルゼンチン 7人 (最高位 1位 リオネル・メッシ)
5位 ベルギー 5人 (最高位 15位 エデン・アザール)

ワールドカップ優勝のドイツよりも多くランクインしたのは前世界王者のスペイン。しかしながら両国共に10位以内にランクインした選手はいない。クリスティアーノ・ロナウドはポルトガルからただ一人のランクイン。ポルトガルが「ロナウド頼み」と言われているのも頷ける話かもしれない。

<連盟別最上位>
AFC: 香川真司 (日本/221位)
CAF: ヤヤ・トゥレ (コートジボワール/64位)
CONCACAF: カルロス・ベラ (メキシコ/174位)
CONMEBOL: リオネル・メッシ(アルゼンチン/1位)
OFC: ウィンストン・リード (ニュージーランド/250位までのランク外)
UEFA: クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/2位)

アジアで香川以外に250位までにランクインしているのは、ソン・フンミン(韓国/250位)のみ。なお、本田圭佑はソン・フンミンと同じ1232万ポンド(およそ22.8億円)と評価されている。


ランキングおよびそれに基づくデータは以上です。今後このランキングがどう変わるのか。新たな新星が生まれるのか。2015年もサッカー界(およびQoly)から目が離せませんね!

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