トーマス・ミュラー/バイエルン・ミュンヘン/25歳/ドイツ代表

アーセナルとユナイテッドが関心を持っているが、この夏の獲得が最も難しい選手であることが証明されている。バイエルンのスポーツ・ディレクターであるマティアス・ザマーはこの夏の売却を固辞。とはいえ、いまだプレミアリーグのトップクラブからの興味は尽きていない。元チームメイトであるバスティアン・シュヴァインシュタイガーの存在もあるが…。

なお、ミュラー本人は1億ユーロ(138.6億円)ともいわれる評価額・移籍金について、ドイツの『sport1』において、「フットボール界で話されている最近の数字は基本的にクレイジー」だと述べている。そして、バイエルンも彼だけは絶対に売らないとしているともされており、難攻不落と考えてよさそうである。

エディンソン・カバーニ/PSG/28歳/ウルグアイ代表

移籍金は3500万ポンド(67.6億円)ほどになるとされるなか、アーセナルが獲得レースに先んじていると見られているが、ユナイテッドはこのあたりの金額でライバルを出し抜くことが可能。サイドやセンターでプレー可能なそのユーティリティ性はファン・ハールの変わりやすいフォーメーションにおける理想的な人材となりえる。とはいえ、PSGのブラン監督がカバーニとイブラヒモヴィッチ2人の放出を認めるはずはなく、素早い行動が必要になるはす。

カリム・ベンゼマ/レル・マドリー/27歳/フランス代表

彼についてもアーセナルがその獲得レースをリードしていると見られているが、ユナイテッドが出し抜くことも可能。だが、元チームメイトであるアンヘル・ディ・マリアがわずか1年でユナイテッドから退団することになった哀れな経験はベンゼマの決定にインパクトを与えるかもしれない。だが、もしプレミアリーグのエリート(クラブ)が争うべきストライカーが1人いるなら、それはベンゼマだ。

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