2018FIFAワールドカップ・アジア2次予選グループFの第3戦、ベトナム代表とイラク代表の試合がハノイ市ミーディン国立競技場で8日に行われ、三浦俊也監督率いるベトナムは、終了間際のPKでイラクに追い付かれ、1-1で引き分けた。三浦監督は、試合後の記者会見で以下のように述べた。

「今日の試合で、選手たちは、モチベーションを高く持ち、チームとして90分間よく戦いました。終了間際のPKという不運もあり、勝つことは出来ませんでしたが、引き分けという結果は、試合内容からすれば妥当といえます」

「今日のイラクは、ハノイの厳しい気候の影響もあるのでしょうが、バンコクで行われた前節のタイ戦ほど良いプレーが出来ず、セットプレーやロングボール主体の単調な攻撃をしていました。ベトナムは、事前に十分な対策を練っていたので、相手にあまりチャンスを与えませんでした」

「(後半の選手交代で攻撃的な選手ばかり投入したことについて)イラクのような強豪と対戦するときは、どのポジションの選手にも守備をサポートするよう要求しています。グエン・コン・フオンを入れたのは、前線でレ・コン・ビンと組ませるためです。そして、キープ力が高く、守備も出来るグエン・バン・クエットを中盤に下げました」

「(先制点の)レ・コン・ビンは、前節の台湾戦同様、90分間にわたって、攻守に貢献しました。ベトナム代表において、最も重要なプレーヤーの1人です」

「メディアやファンは、今日の結果だけで楽観的にならないほうがいいでしょう。スズキカップやSEA Gamesなど、過去にも同じ経験をしてきたはずです。今日の試合の前、選手たちには、結果に関わらず、次のタイ戦に向けて引き続き、集中しなければならないと忠告しておきました。タイは、イラクと全くスタイルの違うチームですが、既に対策は練ってあります。」

(C) VFF, 三浦俊也監督

記事提供元:「イラクに引き分けのベトナム代表三浦監督、「選手たちは90分間よく戦った」@Vietnam Football

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