2位:ジョアン・カルロス・テイシェイラ(リヴァプール)

2014-15シーズンにブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンに貸し出されて成功を収めた。それは、次はプレミアリーグのクラブにローン移籍するか、あるいはファーストチームでのチャンスを得るか、そのどちらかを予想させた。

ブレンダン・ロジャーズの退任から最も利益を得る選手ではないかとも予想された。ユルゲン・クロップ体制初期での兆候は前向きだった。

テイシェイラはスパーズ戦で初めてベンチ入りし、キャピタルワン・カップのボーンマス戦ではスタメン出場で印象を残した。しかしその後は姿を現さない。

彼はもう『将来性のある若手』として議論することは出来ない存在だ。ディヴォック・オリギ、フィリペ・コウチーニョ、ジョー・ゴメズらが力を見せているのだ。

昨季のブライトンではサポーター投票による最優秀若手賞を受賞した。才能は明らかだ。問題はどのようにそれを生かしていくのか。そこは別の問題だ。

【次ページ】「制作中のスター」