10日、ソフトバンクはスポーツ見放題サービス「スポナビライブ」の提供を開始すると発表した。

ヤフーとの共同で運営するこのサービス。

スマートフォンやタブレットで国内外の人気コンテンツが視聴可能となり、ソフトバンクユーザーなら月額500円(税別)で利用が可能であるという。

その中にはサッカーコンテンツも含まれており、サッカーファンの間でもちょっとした話題となっていた。そこで今回は、この「スポナビライブ」で視聴が可能なコンペティションをまとめてみることにしよう。

ソフトバンクがプレスリリースの中で発表したサッカーの配信コンテンツは以下の通りだ。

プレミアリーグ

【配信開始時期】
2016/2017シーズン開幕戦

【ライブ中継の内容】
2016/2017シーズンのリーグ戦全試合

リーガ・エスパニョーラ

【配信開始時期】
2016/2017シーズン開幕戦

【ライブ中継の内容】
2016/2017シーズンのリーグ戦全試合

UEFA EURO 2016

【配信開始時期】
2016年6月11日(日本時間)

【ライブ中継の内容】
開幕戦、準決勝1試合、決勝含む本大会の全51試合中12試合

なでしこリーグ(女子サッカー)

【配信開始時期】
2016年3月26日(開幕戦)

【ライブ中継の内容】
プレナスなでしこリーグ1部各節2試合およびプレナスなでしこリーグカップ1部の予選リーグ各節2試合と準決勝、決勝

現時点では大きく分けて、4つのサッカーコンテンツが視聴可能であるようだ。

プレミアリーグとリーガ・エスパニョーラは、全380試合が視聴可能。特長の欄に「ライブ中継でリアルタイムに視聴できます」とあることから、おそらくは全試合が生中継であると予想される。

現在、日本でプレミアリーグを中継しているのは『J SPORTS』だ。同社ではオンデマンドサービスを用いると全380試合を視聴することができるが、こちらは全試合が生中継であるわけではない。

また、リーガ・エスパニョーラを中継している『WOWOW』でもオンデマンドサービスを利用すれば全380試合が視聴可能だが、こちらも5試合の生中継+5試合の録画中継が原則となっている。

仮に全試合生中継であると仮定すると、これだけでも画期的なサービスであるといえる(もちろん来季、『J SPORTS』や『WOWOW』がサービス内容を改善する可能性はあるが)。

【次ページ】EURO2016の放送カードはやや少なめ