編集部Q

Q. 2016年の日本代表、最大の「サプライズ」は?

A. 原口 元気(ヘルタ・ベルリン)

コメント:
正直なところ、ユース年代の代表を見ていてドリブラーとして”それなり”の地位で終わってしまう可能性を危惧していた。「ブロックがベース」というハリルホジッチ監督の言葉をそのまま借りるならば、原口は「プレー強度」の高さを持ち、今ではハリルJAPANの戦術を体現するように攻守での獅子奮迅ぶりを見せている。個人の技術がありながらも守備への貢献を怠らず体を張れる、「こんな良い選手になったのか」と感心するばかりだ。

Q. 2017年に最も期待する選手は?

A. 渡部 博文(ベガルタ仙台)

コメント:
攻撃的な選手に関して言えば、今の日本代表は恵まれているといって良いだろう。しかし、その一方で守備ができる選手に関してはまだまだ層が薄い。植田、昌子、丸山と少しずつ若手が選ばれているが、それとは別にあえて現在代表に選ばれていない中から渡部博文をチョイスした。ハリルホジッチ好みの選手で、2年連続でJリーグ30試合以上を果たしているセンターバックはそう多くない。データ的にもクリア、空中戦と言った値は特筆すべきものがある。