編集部H:久保竜彦(元日本代表FW)

子供の頃ではないのだが、「好きだったサッカー選手」と聞かれて真っ先に思い浮かぶのが久保竜彦だ。

彼の日本人離れした非現実的な身のこなし、とんでもないことをやってくれそうな期待感、インタビュー中の何とも言えない緊張感は、私をそれまで以上にサッカーにのめり込ませるきっかけとなった。

「大人びた」という評価は今日、サッカー界において誉め言葉となっている。しかし、少年の頃の純粋な心を持ったままプロになり、常識や既成概念に捉われない発想力によって日本サッカー界に確かな爪跡を残した彼は、もしかしたら「子供の日」に紹介する最適の選手かもしれない。

編集部S:ルート・ファン・ニステルローイ(元オランダ代表FW)

2002年の日韓ワールドカップを経験し、海外サッカーに本格的にのめり込んでいった編集部S。当時は中学生であったため「マンデーフットボール」が貴重な情報源だったのだが、そこで魅了されたのがこの選手だった。

驚異的なまでのゴール前での勝負強さ、アクロバティックなボレーシュート、そして“中二病”を刺激したその特徴的な名前。当時のプレミアリーグにはティエリ・アンリという絶対的にして完璧なストライカーがいたため、どうしてもその対比、あるいは対抗馬としてこの選手を応援していった部分もあるだろう。

デイヴィッド・ベッカムとのユニットはサッカー史に残るコンビネーションを誇り、”Vodafone”時代のユニフォームの格好良さやCLとの相性の良さなど、とにかく夢中になったことを覚えている。好きなサッカー選手は多いが、私の胸をあれだけ熱くさせたストライカーはもう二度と現れないだろう。

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