まず思い出されるのがこれだろう。

2013-14シーズン、当時バルセロナに所属していたブラジル代表DFダニ・アウヴェスのもとに、1本のバナナが投げ入れられたシーン。

明らかに人種差別的行為を表すバナナを、アウヴェスはなんとパクリ。

さらにはバナナの皮をポイッと放り投げ、何事もなかったかのようにコーナーキックを蹴ったのだ。

試合後、アウヴェスは自身の行為について、「笑ってやらないといけない」とコメント。愚かな態度をとる観客を冷笑するかのような、毅然とした態度をとった。

そしてこのニュースを見た世界中のフットボールファミリーが、ダニ・アウヴェスの意思を尊重し、バナナを片手に写真を撮り始めたのである。

Njさん(@neymarjr)が投稿した写真 -

サッカー界が人種差別に「NO」を示した象徴的な出来事として今も記憶されている。