かつてバルセロナで若くしてデビューし期待されたFWムニール・アル・ハッダーディが、モロッコ代表に入ることを許可されたようだ。

ムニール・アル・ハッダーディは1995年生まれの25歳。2014年にバルセロナのトップチームで初出場し、すぐにスペイン代表でもデビューを果たした天才だった。

しかしそれからはなかなか出場機会を得られず、バレンシアとアラベスへのローン移籍を経て退団。2019年からはセビージャでプレーしている。

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彼は2017年にモロッコ代表の招集を受けることを希望し、FIFAに国籍の変更を要求していた。

しかしながらスペイン代表では親善試合ではなくEURO2016予選に出場していたため、FIFAからは許可を得ることができなかった。

ムニールとモロッコはスポーツ仲裁裁判所に訴えを起こしていたものの、それも却下されており、モロッコ代表入りを妨げられていた。

しかし今回、『L’Equipe』などの報道によればついにムニールはモロッコ代表に加わることを許可されたとのことで、数年の係争の末にようやく夢が叶ったようだ。

モロッコ代表はかつて日本でも指揮を執ったヴァイッド・ハリルホジッチ氏が監督を務めており、3月にはアフリカネイションズカップの予選モーリタニア戦、ブルンジ戦を控えている。ムニールはそこで初招集を受ける可能性が高いようだ。

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