若き天才は多くのサッカーフリークに夢を見せ、大きな期待を抱かせる。

だが、そんな眩い輝きを放つ天才でも世界的なスターになれる選手は一握り。

数々の若き天才たちが流星のように強烈な光を放って消えていった。

センセーショナルな活躍を見せるも、フェードアウトした5人の天才をピックアップした。

ミランの将来と言われた逸材

アレクサンダー・メルケル

国籍:カザフスタン、ドイツ

現所属:ガズィアンテプ(トルコ)

ドイツ人系ロシア人の両親を持つメルケルは、一時はミランの将来を期待されるMFだった。

シュトゥットガルトを経てミランの下部組織に入団し、左足のキック精度と優れた攻撃のアイディアでミランのトップチーム昇格を勝ち取った。

2010年12月チャンピオンズリーグ・アヤックス戦でトップデビューを飾り、共同保有先のジェノアでも活躍したため、ドイツ代表入りも間違いないと言われた。

だがその後は実力を出し切ることはなく、2015年に出生国のカザフスタン代表を選択した。

現在はトルコ1部ガズィアンテプで主力選手としてプレーしている。