昨年はプレイオフの末にギリシャに敗れ、惜しくもW杯出場権を逸したウクライナ。

2月にミロン・マルケヴィチを新監督に迎え、ホスト国として挑む2012EUROへの準備に動いているところだが、新体制で挑んだ初めての試合を快勝で終え好スタートを切った。

前半10分に、前政権から代表の常連であったアリーイェフの無回転FKで先制点を奪うと、それから7分後には、味方が上げた左からの折り返しをまたしてもアリーイェフが得点に結び付けて2点目。後半には、キャプテンのシェフチェンコがPKを含む2ゴールを奪い、4-0という圧勝劇を締めくくった。

得点機に顔を出した選手こそ、いつもの顔ぶれではあるが、初招集組ながら先発出場を果たした、ゴールキーパーのオレクサンドル・ゴリャイノフや左サイドで起用されたイェフゲン・コノプリャンカもその実力を如何なく発揮。29日に行われる、ルーマニア戦、6月2日のノルウェー戦でも新戦力の活躍に期待がかかる。

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