先週金曜日、現地では、「ロシアの巨大ガス企業Gazpromがミランを買収へ」というネタが一つの話題となった。
だが、その話はどうやらまったくもって非現実的なものであったようだ。
「金曜日に報じられた内容は完全なデタラメだ。そのことについて、これ以上言うこともない」
ミランの持ち株会社であるFininvestの会長であり、クラブのオーナー、そして、イタリアの首相としての顔も持つ、シルヴィオ・ベルルスコーニは事実無根であると一蹴。持ち株比率を変え、大株主の変更するというプランなどは存在しないことを強調した。
また、Gazpromのスポークスマン、セルゲイー・クプリヤノフも「我々はそのようなことは行わない」と完全否定。
ミランは来季以降も“気まぐれなボス”の思いつきに左右されるクラブのままか。