「僕らは勝てるチームだと思っているし、勝つために南アフリカに行くんだ。だけど、『優勝しに行く』なんてことは言うつもりはないよ。優勝に値するパフォーマンスを見せたと言われるように頑張るだけさ」

イングランド不動の左サイドバック、アシュリー・コールはやや複雑な言い方でW杯に対する意気込みを語った。

「スティーヴィー・G(ジェラード)やランプス(ランパード)、リオやルーニーを見てもらえれば、僕らにはとんでもないプレイヤーがいることがわかると思うけど、そんなチームでも、良いパフォーマンスを見せた上で多少の幸運があったとしても、優勝できるかなんて誰にもわからないものなんだ」

A・コールにしては、消極的な発言のように感じるが、「まずは一歩一歩着実に進んでいく」という意思の表れだろうか。

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