2組目はスロバキアのヴァイス親子。父は監督のウラディミール・ヴァイス・シニア。2005-2006シーズンにアルトメディアをチャンピオンズリーグ本戦に導くなど、実力の乏しいチームに「堅守速攻」を受け付ける采配が売りです。スロバキア代表はワールドカップ初出場ですが、イタリア、パラグアイ、ニュージーランドと戦うグループFを通過する可能性を大きく秘めているチームです。そんなチームの攻撃を支えるのは、息子のウラディミール・ヴァイス・ジュニア。右サイドの翼を担い、左サイドのマレク・ハムシークと共に攻撃を牽引します。ちなみにジュニアの祖父、も同姓同名だとか。ここまで来ると4代目のウラディミールの登場が楽しみでなりませんね!
3組目は日本代表と対戦するオランダから。「えっ?どこにもベルト・ファン・マルワイク監督と同姓の選手がいないよ?」って思われた方はまだまだです。「えっ?“ファン"って名前がつくと全員親子なの?」って思われた方はちょっと変わってます(笑)。答えは中盤の要、マルク・ファン・ボメルです。彼の奥さんがファン・マルワイク監督の娘なのです。ファン・ボメルといえば、前代表監督のマルコ・ファン・バステンの下ではチーム首脳陣を批判して招集を拒否していましたが、義理の父が監督となったら断れません。あっさりと代表復帰を表明して復帰を果たしました。ロッベン、ファン・ペルシー、スナイデルなどの攻撃陣に注目が集まりがちなオランダ。中盤を支えるコントロール部であるファン・ボメルは母国の為、妻の為、家族の為に頑張ります!