セリエAにおけるこれまでに決まった主な移籍を紹介しよう。


■ エドゥアルド (スポルティング → ジェノア)

ポルトガル代表のGKは新天地にセリエAを選択。ジェノアはミランに元イタリア代表のマルコ・アメーリアをレンタル放出している。

■ シモン・ケアー (パレルモ → ヴォルフスブルク)

引く手あまたの若手CBはブンデスリーガでの挑戦を決意。

■ マルコ・モッタ (ウディネーゼ → ユヴェントス)

昨季はローマへローン移籍していたモッタ。攻撃参加とパンチ力あるミドルシュートが武器のSB。今季は買い取りオプション付きでユヴェントスへレンタル移籍。

■ ヴァレリ・ボジノフ (マンチェスター・シティ → パルマ)

昨季はマンチェスター・シティからパルマへレンタル移籍していたブルガリア代表FW。パルマへ完全移籍する事となった。

■ ルベン・オリベラ (ペニャロール → レッチェ)

かつてはユヴェントスに所属していた元ウルグアイ代表がセリエA復帰。ペニャロールとの契約が満了し、移籍金無し、3年契約でセリエA昇格を果たしたレッチェへ加入。

■ マーク・ブレッシャーノ (パレルモ → ラツィオ)

日本でもよく知られたオーストラリア代表のサイドアタッカー。パレルモとの契約が満了し、フリートランスファーでラツィオへの加入が決まった。

■ ルカ・トーニ (バイエルン・ミュンヘン → ジェノア)

ファン・ハール監督と合わず、1月からローマへレンタル移籍をしていた元イタリア代表がイタリア復帰を決意。ジェノアへの加入が決定した。

■ ホルヘ・マルティネス (カターニア → ユヴェントス)

ウルグアイ代表経験のあるカターニアの曲者FWが名門ユヴェントスへ転身。移籍金は1200万ユーロ。

■ レオナルド・ボヌッチ (バーリ → ユヴェントス)

昨季のバーリ躍進を支え、イタリア代表としてワールドカップメンバーに選出されたボヌッチがユヴェントスへ移籍。キエッリーニと共にイタリア代表コンビを形成する。

■ ダヴィデ・ランツァファーメ (パレルモ → ユヴェントス)

ユヴェントスのユース出身のFWは、パレルモへ移籍して以降、レンタル修行の日々が続いている。昨季はパルマ、今季は古巣であるユーヴェにレンタルで出戻りする事となった。

■ マルコ・アメーリア (ジェノア → ミラン)

2006年のイタリア代表メンバーだが伸び悩みが続いている。今季はミランへレンタル移籍。きっかけをつかめるか?

■ マルコ・ストラーリ (ミラン → ユヴェントス)

昨季はレンタル先のサンプドリアで大活躍。元々ショットストッパーとして定評があり、ビッグセーバーでもある。ユヴェントスではブッフォンの控えだが、ブッフォンは手術の影響で出遅れている。守護神の座を掴めるか?

■ マッシモ・マッカローネ (シエナ → パレルモ)

“ビック・マック”と呼ばれるミランユース出身のFWは、降格したシエナを支え続けた存在であった。今季はパレルモへ移籍し、プロヴィンチアで発揮してきた決定力を武器にチャンスをうかがう。

■ リカルド・クアレスマ (インテル → ベシクタシュ)

セリエAの水は合わなかった。いや、国外でのプレーが難しいのかもしれない。かばい続けてくれたモウリーニョの移籍に伴い、インテルに残留できず。トルコのベシクタシュで再起を図る。

■ シモーネ・ペペ (ウディネーゼ → ユヴェントス)

イタリア代表に上り詰めたウィンガーは戦術理解度の高さが売り。移籍濃厚なカモラネージの後継者として期待が集まる。

■ アドリアーノ (フラメンゴ → ローマ)

“皇帝”と呼ばれた男がイタリアへ戻ってくる。かつてインテルで将来を嘱望された元ブラジル代表FW。フリートランスファーでの加入は財政難のローマにとって明るいニュース。

■ クリスティアン・モリナーロ (ユヴェントス → シュトゥットガルト)

ウディネーゼ時代は将来を嘱望される左サイドバックであったが、ユヴェントスでは輝けずに終わった。れしかし、レンタル先で結果を残して完全移籍。再び評価を上げる事ができるか?

■ ガエターノ・ダゴスティーノ (ウディネーゼ → フィオレンティーナ)

かつてピルロの後継者と呼ばれたウディネーゼの司令塔は共同保有でフィオレンティーナへ。モントリーヴォとのコンビに注目が集まる。

■ ファビオ・カンナヴァーロ (ユヴェントス → アル・アリ)

バロンドールを受賞したCBが終の棲家に選んだのは、切望していた古巣ナポリでのプレーではなく、アラブでのプレーであった。


以上、全てを紹介する事はできないがこれまでに決まった主な移籍である。今年も多くの選手が新天地へと旅立っているようだ。8月31日まで随時レポートしたいと思う。


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