元フランス代表のDFラファエル・ヴァランが現役引退を発表した。

18歳でレアル・マドリーへ加入し、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇を含む18ものタイトルを獲得。2018年にはフランス代表としてワールドカップを制覇している。

今年4月に31歳の誕生日を迎えたばかりだったがここ数年はケガに悩まされており、「僕は僕自身に最高の基準を課している。試合にしがみつくのではなく力強く戦い抜きたい」と引退を決意した。

ここでは、ヴァランと同じく31歳の年に引退した世界的なサッカー選手をご紹介しよう。

マルコ・ファン・バステン

オランダ代表58試合24得点(1983-1992)

3度のバロンドール受賞、EURO88優勝などを経験したオランダの伝説的なストライカー。

ミラン時代にはフランク・ライカールト、ルート・フリットと共に「グランデ・ミラン」と呼ばれたチームをけん引し、スクデット3回、チャンピオンズカップ優勝2回、トヨタカップ2回と輝かしい成績を残した。

EURO88決勝のソビエト連邦戦で見せた角度のないところからのボレーは、今でもサッカー界のベストゴールの1つとして語り継がれている。

ただ足首の慢性的なケガの悩まされ、1995年夏に30歳の若さ(31歳の年)で現役引退を発表。1993年28歳の時のチャンピオンズリーグ決勝が現役最後の試合となった。