カターニア
創立 | 1946年 |
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ホームタウン | カターニア |
本拠地 | スタディオ・アンジェロ・マッシミーノ (23,420人収容) |
監督 | マルコ・ジャンパオロ |
昨シーズンの成績 | 11勝11分16敗 16位 |
OUT | |
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ホルヘ・マルティネス | ユヴェントス |
フェデリコ・モレッティ | アスコリ |
ニコラエ・ディカ | マニサスポル |
カテッラーニ | サッスオーロ |
IN | |
アレハンドロ・ゴメス | サン・ロレンソ (ARG) |
ラファエル・マルティーニョ | パウリスタ (BRA) |
シモーネ・ペッシェ | アスコリ |
ミルコ・アンテヌッチ | アスコリ |
シニシャ・ミハイロヴィッチがフィオレンティーナへ去り、マルコ・ジャンパオロが新監督としてやってきたカターニア。2009/10シーズンは13位という成績で終えたが、その立役者となったのが、2010年の1月にチームへ加入したマキシ・ロペス。この本格派のアルゼンチン人ストライカーは、17試合で11ゴールをマークし、そのまま今シーズンもエースの座を守っている。彼と共に攻撃の軸となるのが、ティフォージのアイドルでファンタジスタであるジュゼッペ・マスカーラ。彼のテクニックとキック精度の高さは健在で、数多くのアシストを記録することだろう。昨シーズンの主力でチームを離れたのはユヴェントスへ移籍したホルヘ・マルティネスくらいでチームの骨格は固まっており、ジャンパオロもチーム造りに手を焼くことは無さそうだ。
ただ我々日本人が気になるのは、森本の出場機会がどれだけあるのかという点だろう。ここまでのところ、ジャンパオロは純粋なプリマ・プンタをスタメンに1人しか使わない傾向にある。そして両ワイドにはマスカーラやアレハンドロ・ゴメスなどのチャンスメーカー、もしくはイスコやリッキウティなど攻守両面で働ける選手をチョイスしている。こうなると森本が出場するためには、マキシ・ロペス、そしてセリエBで24ゴールを挙げて戻ってきたアンテヌッチとの競争に勝たなければならない。日本代表では活躍を見せている森本だが、ジャンパオロ監督から「まずはクラブチームで結果を残して欲しい。」とのコメントが出ているように、まずは限られた出場時間の中でゴールという結果を出していかなければならないだろう。現状は我慢の2010/11シーズンと言える。