・ベンフィカ

最終日に最終ラインの要ダヴィド・ルイスをチェルシーに放出。その代わりにオリャネンセから長身CBジャルデウを獲得。ホセ・ルイス・フェルナンデスとキャロールはどちらも手薄な左サイドの補強。

【加入】

ジャルデウ (←オリャネンセ)

ホセ・ルイス・フェルナンデス (←ラシン・クラブ/ARG)

リオネル・キャロール (←FCナント/FRA)

【退団】

ダヴィド・ルイス (→チェルシー/ENG)

ツꀀ

・FCポルト

ダントツのリーグ首位とあって静かな移籍。余剰戦力となっている若手ウクラとカストロをレンタルで放出したのみ。

【加入】

なし

【退団】

カストロ (→スポルティング・ヒホン/ESP)

ウクラ (→スポルティング・ブラガ)

ツꀀ

・スポルティング・リスボン

なんと前線の要リエヂソンが母国ブラジルへと復帰することが決まった。34歳のベテランストライカーは今季これまで3ゴールと結果は出せていないが、退団は大きなダメージとなるだろう。新戦力として格闘したのは、以前パッソス・フェレイラで活躍したファンタジスタ、クリスティアーノ。

【加入】

クリスティアーノ (←PAOKサロニカ/GRE)

【退団】

リエジソン (→コリンチャンス/BRA)

ブルーノ・ペレイリーニャ (→カヴァラ/GRE)

ツꀀ

・スポルティング・ブラガ

チームが苦戦しているとはいえ、驚きの大量放出である。CLでも力を見せつけたFWマテウスはウクライナへ。アギアル、モイセース、マドリー、フェリペなど前半戦でレギュラーを務めた選手が多く抜け、メンバーは大きく様変わりする。

【加入】

カカー (←ヘルタ・ベルリン/GER)

ウクラ (←FCポルト)

マルコ・ラモス (←RCランス/FRA)

ヴィニシウス (←オリャネンセ)

【退団】

マテウス (→ドニプロ・ドニプロペトロフシク/UKR)

アンドレス・マドリー (→未定)

ルイス・アギアル (→ペニャロール/URG)

モイセース (→アル=ラーヤン/QAT)

エウトン (→ヴァスコ・ダ・ガマ/BRA)

フェリペ (→フラメンゴ/BRA)

ジョルジ・ルーカス (→アヴァイー/BRA)

レオ・フォルトゥナト (→ヴィトーリア/BRA)

ツꀀ

・ヴィトーリア・ギマランエス

リストには入れていないが、前半戦で出番を与えた若手をユースに戻し、ブラジルやイタリアから若手を数名加えた。そして21失点とやや苦戦した守備陣にはベテランCBトニーを獲得。

【加入】

トニー (←CFRクルージュ/ROM)

ジョアン・ペドロ (←パレルモ/ITA)

レナン・シウヴァ (←グアラニ/BRA)

ラファエウ・クリヴェラリョ (←アメリカーナ/BRA)

クリマール (←アギーア/BRA)

【退団】

ブルーノ・ペレイリーニャ (→スポルティング・リスボン)

ツꀀ

・ウニオン・レイリア

なにより鹿島アントラーズに放出したカルロンの穴が非常に大きい。前半戦の快進撃を支えたポストマンの離脱で攻撃力は大幅にダウン。若くしてイングランドに引き抜かれていた長身FWジョアン・シウヴァが、ついに期待に添える活躍を見せられるか?

【加入】

キム・ビョンオ (←成均館大学/KOR)

ジョアン・シウヴァ (←エヴァートン/ENG)

マヌエル・イトゥラ (←ウニベルシダ・チリ/CHI)

ファブリシオ・シモンエス (←オペラーリオ)

カカー (←オーデンセ/DEN)

【退団】

カルロン (→鹿島アントラーズ/JPN)

シーラス (→AELリマソル/CYP)

ディエゴ・ガウーショ (→ブラショフ/ROM)

ツꀀ

・ナシオナル

比較的静かな移籍となった。アムネケとアレックス・ブルーノは余剰戦力の整理である。そして東欧のコネクションを生かし、アヤックスで出番を貰えなかったボドゥルを獲得したが、チームの面子を考えれば活躍できなくても問題はない。

【加入】

ダルコ・ボドゥル (←アヤックス/NED)

【退団】

ケヴィン・アムネケ (→未定)

アレックス・ブルーノ (→スポルチ・レシフェ/BRA)

ツꀀ

・ベイラ・マール

同じくあまり大きな動きはなし。加入の二人は若手とレンタルバックである。ただ、主力であった長身CBカヌが退団することとなったが、その穴埋めが出来ていないのは気になるところ。

【加入】

ドゥドゥ (←コリンチャンス(AL)/BRA)

エリオ (←DOXA/CYP)

【退団】

ルイ・ヴァレラ (→ベレネンセス)

カヌ (→スタンダール・リエージュ/BEL)

ウーゴ・セイシェス (→パンピローサ)

ティノコ (→モレイレンセ)

ツꀀ

・オリャネンセ

守備で存在感を見せたジャルデウ、ヴィニシウスの両名がステップアップを果たした。その穴埋めとしては、チリからレンタルで獲得した新戦力二人の活躍が期待される。

【加入】

ヤン・オブラク (←ベイラ・マール)

ウィリアン・ティエロ (←CSKAソフィア/BUL)

クリスティアン・スアレス (←ウニオン・サン・フェリペ/CHI)

エステバン・カルバハル (←ウニオン・サン・フェリペ/CHI)

【退団】

モレット (→アクラ・グディニア/POL)

ジャルデウ (→ベンフィカ)

ヴィニシウス (→スポルティング・ブラガ)

ツꀀ

・パッソス・フェレイラ

数人の若手が動いたこと以外には、ほとんど動きはなかった。ただし、レンタルに出していたオゼイアが戻ってきたのは、やや頼りなかったCB陣に力を与えるかもしれない。

【加入】

オゼイア (←グレミオ/BRA)

ウィリアン (←ボアヴィスタ)

【退団】

特に無し

ツꀀ

・マリティモ

期待はずれで終わった前半戦を踏まえ、戦力にならなかったシェラドやマンツィオスを放出。余ってしまったボランチも2枚を貸し出しメンバーを整理した。そして、2010年のワールドカップ戦士でもあるエディーニョ、かつてのチュニジアの名司令塔ベナシュールを獲得。このクラスのクラブにとっては大型補強といえるだろう。

【加入】

エディーニョ (←マラガ/ESP)

サリム・ベナシュール (←マラガ/ESP)

ケヴィン・パリエンテ (←カンヌ/FRA)

【退団】

アンドレ・ヴィラス・ボアス (→ポルティモネンセ)

アブドゥルマレク・シェラド (→ベレネンセス)

オウベルダン (→ラピド・ブカレスト/ROM)

エヴァンゲロス・マンツィオス (→パナシナイコス/GRE)

ツꀀ

・アカデミカ・コインブラ

序盤こそ快進撃を続けたが、その後勝ち点を伸ばせず下位に沈んだ。選手の補強はあまり行っていないが、監督をジョルジュ・コスタからジェゼ・ギリェルメに交代している。

【加入】

アドリアン・シウヴァ (←マッカビ・ハイファ/ISR)

【退団】

グリーロ (→トゥリゼンセ)

ロドルフ・アメッサン (→コヴィーリャ)

ツꀀ

・ヴィトーリア・セトゥバル

経済的な厳しさを思わせる移籍期間となった。フランスのクラブから狙われていたCBオレリアン・コランの慰留には成功したが、獲得できたのもFCポルトがパスを持っている若手テンガリーニャ一人のみ。攻撃力不足を補う術はなさそうだ。

【加入】

テンガリーニャ (←サンタ・クララ)

【退団】

ハイレディン・ザラビ (→レイショエス)

ツꀀ

・リオ・アヴェ

降格ゾーンぎりぎりを推移しているものの、このところ調子はやや持ち直してきている。補強は今季の課題である守備陣に、ベテランCBリカルド・フェルナンデス、ギマランエスで登録外になっていた左SBリオンの二人を加え、チームバランスの向上を目指しているようだ。

【加入】

リオン (←ヴィトーリア・ギマランエス)

リカルド・フェルナンデス (←ラピド・ブカレスト/ROM)

【退団】

特に無し

ツꀀ

・ポルティモネンセ

15位と降格ゾーンに沈んでいるためそれなりの補強は行ったが、前半戦で活躍したモザンビーク人MFジュミセをキプロスに放出した。ただし、アンドレ・ヴィラス・ボアスは実績があり必ず活躍が見込める選手であり、守備の安定には貢献するはず。脆弱な最終ラインを立て直したい。

【加入】

アンドレ・ヴィラス・ボアス (←マリティモ)

パトリック (←アルドゥスポル/TUR)

エウデル・カストロ (←ウニヴェルシタテア・クルージュ/ROM)

ジョージ・ムーラド (←トロムセ/NOR)

【退団】

エドゥアルド・ジュミセ (→エルミス・アラディプー/CYP)

ツꀀ

・ナヴァル

前半戦はまさに泥沼にはまった格好で最下位に沈んだ。とにかく得点が取れない、失点は多いという状況が続いているため、前線と最終ラインにピンポイントで補強を行った格好だ。しかし加わったメンバーも決して実績がある選手ではないため、後半もかなり苦しい戦いとなるだろう。

【加入】

ブルーノ・モラエス (←グロリア・ビストリツァ/ROM)

ソロモン・オクパコ (←パニオニオス/GRE)

マグノ・シウヴァ (←グレミオ・プルデンチ/BRA)

チアゴ・ローサ (←オリエンタウ)

【退団】

ジョルジュ・バティスタ (→ジウ・ヴィセンテ)

ウリック・リュペド (→コヴィーリャ)

ジョナタス (→アティラウ/KAZ)

(筆:Qoly編集部 K)

asiancup_ad_banner

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手