2011年3月12日(土) - オーギュスト・ボナル(ソショー)
Sochaux
0
0-1
0-1
2
Lyon




得点者
22'
64'
リサンドロ
ピャニッチ


リヨンがアウェイでソショーを叩き勝ち点を48に乗せ、ミッドウィークのチャンピオンズリーグに向けて幸先の良い結果を手にした。

試合の鍵となったのは、ソショーが狙った守備が機能不全に陥ったことだ。ペルキスとファティ、その前に位置するカルラォンでゴミスを挟み、リヨンの攻撃力を奪おうと試みた。しかしカルラォンはゴミスへのパスコースを寸断できず、役割上センターバックも前に出られなかった。その為中央でボールを収められ、守備が崩壊。

その状況の中でも耐えていたものの、22分に最終ラインが決壊。ディアカテからの縦パスが中央に絞ってきたリサンドロに通る。リズムを変えるようにダイレクトで捌くと、ゴミスとワンツーが完成した。このプレーにDFがついて行けず、リサンドロに裏に飛び出され先制点を許した。

後半にはペルキス、ファティがより前に出てチャレンジするようになり、ゴミスには「時折裏に飛び出されるものの、ポストは許さない」という守備を徹底。さらにクロスの好セーブもあってしばらくは互角に戦ったものの、64分に再び中央を破られる。

バイタルエリアにボールを収めさせてしまい、パス回しを許し、最後はピエのスルーパスによって飛び出したピャニッチによってネットが揺らされた。この失点によりソショーは前線に人数をかけざるを得なくなり、リヨンのカウンターに晒され、反撃のエネルギーを徐々に失うことに。終盤の2度の大ピンチは防いだが、得点を取り返すことは出来なかった。


(筆:Qoly編集部 K)


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