2011年6月18日(土) - ニュー・メドウランズ・スタジアム(イーストルーサーフォード)
Costa Rica
1
0-0
1-1
1
Honduras
マルシャル
56'
得点者
49'
ベングトソン

延長戦0-0、PK戦2-4でホンジュラスが準決勝進出

中米のライバル同士の対決となった準々決勝第1試合。

今年3月に就任したばかりのホンジュラス代表ルイス・フェルナンド・スアレス監督が「私がこのチームを指導した5試合のうち、最も完全なパフォーマンス」と振り返ったように、中盤5枚が高い位置からのプレッシングで相手の出所を抑え、ボール奪取からサイドへのスピーディな展開で序盤からコスタリカを圧倒。前半こそゴールを奪えなかったが、後半すぐ、ベングトソンのゴールで先制する。しかし、それまで何もさせてもらえなかったコスタリカが、セットプレーからマルシャルのヘディングゴールで追い付くと流れは急変。ホンジュラスの運動量が落ちたこともあり、コスタリカ優勢に試合は傾いた。

それでも試合は90分、そして延長でも決着が付かず、PK戦へ突入。ホンジュラスが4人全員が決めたのに対してコスタリカはボルヘス、サボリオがクロスバーに当てて勝負あり。ホンジュラスが前回大会に続いて準決勝進出を決めた。前半の劣勢を立て直し、後半から延長まで試合を優位に進めながら敗れたコスタリカだが、リカルド・ラボルペ監督は「選手たちは非常に困難であった前の試合(1-4で敗れたメキシコ戦)から進化することが出来た」と満足感を示し、選手を労った。

(筆:Qoly編集部 H)

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