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ヘルニアの手術を行ったキーラン・ギブスは依然として欠場中でカール・ジェンキンソンも故障中。さらに、アンドレ・サントスは先日のオリンピアコス戦で左足首を痛めて約三週間の離脱が決定するなど、深刻な左サイドバックの人材難に見舞われているアーセナルだが、アルセーヌ・ヴェンゲルはこの事態を若手の抜擢で乗り切る考えもあるようだ。

『Daily Mail』によると、ヴェンゲルは、現在リザーブチームでプレーしている、スイスU-18代表DFマーティン・イヴ・アンガ=レッチャーを一時的にトップチームに昇格させる案を検討。早ければ土曜日に行われるエヴァートン戦にベンチメンバーとして招集し、トーマス・ヴェルマーレン、ローラン・コシェルニ、ペア・メルテザッカー、ジョアン・ジュルの4バックを支える役目を与えるとのことだ。

アンガ=レッチャーは、ユース代表では主将を務め、力強い守備と本職のセンターバック以外にも両サイドをソツなくこなす利便性から、母国のスイスなどでは「将来のA代表候補」として高い評価を受けている。

(筆:Qoly編集部 T)

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