1月4日、Kリーグに所属している蔚山現代ホランイが「イ・グノの獲得にはまだ至っていない」と慎重な反応を見せたとスポーツ朝鮮やスポータル・コリアが報じた。蔚山現代のソン・ドンジン副会長はインタビューに対してこのようなコメントを出している。

「イ・グノの獲得に向けて交渉していることは確かだ。しかしまだ契約に合意したわけではない。推移を見守っている最中だ。一部では違約金の問題が解決したという話も出ているが、あくまでもあれは推測の話に過ぎない」

蔚山現代の他の関係者も「イ・グノは既に蔚山と合意したという話があるが、根拠がない。移籍はまだ確定していない。移籍金、違約金など、いくつかの点で交渉の途中にある」とコメントを寄せている。記者は、“総合すれば、イ・グノがガンバ大阪から退団し、Kリーグへの移籍を模索している最中であることだけは確かである”と結論を延べている。

イ・グノは兵役を控えているため来年から従軍する予定であり、国内への復帰は至上命題。当初は全北現代、水原三星も候補に挙がっていたが、親友のキム・スンヨンが蔚山への移籍を決めたため、候補が絞られた。

残った問題は金銭面である。移籍金の額はおよそ15億ウォン（およそ1億円）、またイ・グノの給与も12～14億ウォン程度と考えられている。つまり蔚山は約30億ウォンの支払いが必要となる。蔚山がこれだけの支払いを許容するかがKリーグ復帰成功の鍵となる。

（筆：Qoly編集部 K）

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