先日、元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロの現役復帰や、ロベール・ピレス、フェルナンド・モリエンテス、エルナン・クレスポの参加が決定したことで話題となったインド・プレミアリーグサッカー。

しかし、2月末に予定されていた開幕を3月24日に延期することが決定したと運営側が発表した。なお、日付は暫定のものであると説明されている。

現在大きな問題となっているのは会場の確保である。運営を行っているセレブリティ・マネージメント・グループのCEOを務めるダランドゥット・パンデー、理事のバスワル・ゴスワミはそれぞれこう話している。

「私たちはまだほとんどの会場を抑えられていない。インドサッカー協会(AIFF)はこれらのスタジアムを利用可能にしてくれると約束してくれていたが、これまでのところそうなってはいない。従って、開幕を10日~15日は延期しなければならない。しかし、すぐにグラウンドを用意してくれることを望んでいます。その後、我々は開催の準備に入ることになるでしょう」

「必要とされる6つのスタジアムのうち、我々はドゥルガプールとコルカタの2会場を既に抑えている。後はIFA(Indian Football Association。西ベンガル州のサッカー協会にあたる)が残りの4つを準備してくれることを待つだけだ」

世界有数の組織として知られるクリケットプレミアリーグをモデルに創設されたインド・プレミアリーグサッカー。既に選手のオークションは行われており、10億ルピー(日本円にして約16億円)以上の収益を上げている。

全6チームのうち5チームが既にフランチャイズとクラブ名が決定されている。

本拠地 クラブ名 オーナー
コルカタ コルカタ・カメリアンズ カメリア・グループ
バラサト ユーロ・マスケッティアーズ ウロ・インフラ・リアリティ・インディア有限会社
ドゥルガプール ヴォックス・チャンピオンズ タリップ・インフォネット
ハウラー ハウラー・マンチェスター シンシス・インフォテック
シリグリ ベンガル・タスカーズ アージャイ・コンサルタンツ

なお、ハイダラに置かれる残り一つのクラブについては、まだ名称が発表されていない。

(筆:Qoly編集部 K)

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