サッカー人生に幕。祖国を変える為、政界入りを目指す

ジェノアのDF、カハ・カラーゼが引退を発表。故郷グルジアへ戻り政界入りを目指すとのこと。カラーゼはミラン時代に左サイドバック、CBとしてプレー。2度のチャンピオンズリーグ制覇にも貢献した。

「18年間のサッカー人生から引退する事にしたよ。ジェノア、ミラン、ファンのみんな、そして全てのチームメイトたちに御礼を言わなければならない。新しい冒険を始めることにしたよ。政界を目指す事にしたんだ。グルジアで自由と民主主義のために戦いたい」

「自分の子供達が自由に育つようなグルジアを目指したい。母国がEUやNATOに参加できるようにしたいんだ」

カラーゼの心は政治へと近づいている。彼は既にグルジアの最悪な側面を経験している。2001年、医大生だった弟のレヴァンが誘拐され、身代金を要求された。しかし、弟は殺された状態で2006年に発見されている。

カラーゼはSOSを求める子供たちを救うFIFAクラブワールドカップのアンバサダーであり、北オセチア難民のために500万ユーロを投じて慈善基金を設立している。

(筆:Qoly編集部 L)

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