2006年の「カルチョポリ」の再来か。EURO2012が間近に迫ったイタリアに、再び八百長スキャンダルが発生した。
28日未明、ラツィオの副キャプテンで元イタリア代表MFのステーファノ・マウリ(32)が八百長の疑いで逮捕。八百長への関与が疑われている選手・関係者は19人にも上っており、選手では他に元ジェノアのオマール・ミラネット(36)が逮捕された。
また、捜査の手は、ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督やイタリア代表DFのドメーニコ・クリッシトといった“大物”にも及んでいる。コンテ監督は昨季指揮を執っていたシエナの試合で八百長があったとみられ、自宅が家宅捜索された。現在ゼニトに所属するクリッシトもジェノア時代の試合について疑いがかけられており、代表の合宿が行われているコヴェルチャーノを警察が訪れたようだ。
2006年のドイツW杯では「カルチョポリ」が元になってチームが団結し、世界制覇を成し遂げたことが知られているが、またもイタリアを襲った大激震。今回は果たして・・・。
(筆:Qoly編集部 O)
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