【Fact1:日本代表は親善試合の約75%をホームで戦っている…!】
まずは、今回の企画を思いついたネタから。調べてみると日本代表は02W杯以降、親善試合を80試合行っているそうですが、 国内での開催率はなんと73.75%!
これは親善試合の約3/4をホームの立場で開催している計算になります。 また、日本代表は海外での親善試合を21試合行っていますが、その13試合はジーコ時代に消化です。このあたりも監督の思惑が反映されていそうでおもしろいですね~。
これだけ国内での親善試合が多いのには、やはり「KIRIN」の存在が大きいと言えるでしょう。親善試合のタイトルにほぼKIRINの冠が付き、対戦国に支払うフィーもKIRINが大部分を負担してくれているはずです。
僕自身、KIRINのようなスポンサーが協会の味方でいてくれるのは大変ありがたいことだと考えています。ですが、さすがに国内でやりすぎかと。
参考として、韓国の例を紹介します。 韓国は02W杯以来、74試合の親善試合を行っていますが、そのうち国内での試合数は42、これは数字にして56.7%です。逆に言えば、43.3%を海外で行っているわけです。KIRIN次第な部分もあるとは思いますが、今後日本が「世界のベスト4入り」を継続的に狙っていくなら、どんどん海外に出てやるべきでしょう。別に強い相手じゃなくてもいいんです。海外でやることに意味がありますから。KIRIN、協会、そして電通が一丸となって取り組んで欲しい課題だと思います。