【Fact6:日本代表戦の平均観客数は約45,000人…!】
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親善試合や公式戦を含めた、ここ10年間に日本で開催された全89試合をカウントしたところ、平均の観客動員数は45,425人でした。
10年という長期間で、しかもスタジアムが常に変わるこの条件でのこの数字は驚異的とさえ言えそうです。 日本と同様に、代表チームの人気が高いと言われている韓国でも平均の観客数は38,135人ですから、日本代表の人気の高さが改めて分かる数字じゃないかと思います。
また、試合時の日本代表をめぐる世論や成績によって観客数にも如実に変化が表れているのがおもしろいです。たとえば、2010年に入ってからW杯直前までの低迷期には、観客数が極端に落ちています。また逆に、10W杯から現在に至るまでは過去最高級に数字が伸びていますね。
ちなみに、この10年間での最多観客記録は2005年8月17日に横浜国際で行われたW杯アジア最終予選のイラン戦。66098人という記録ですが、 興味深いのはこのゲームが実は消化試合だったことです。この時既に、日本だけでなくイランまでもW杯出場を決めていました。ここ10年での観客動員数上位5つのうち3試合が、10W杯以降によるものというのもおもしろいです。