スペインはマドリードで開かれたナイキの2012年CR7コレクション発表イベント。 Qolyは日本で唯一現地へメンバーを送り込み、そのイベントを体感した。(詳細レポートはこちら)
11月6日(水)
マドリッド、バラハス空港。
昼頃、マドリッドのバラハス空港に到着。ナイキ関係者の出迎えがあり、ホテルへと車で案内してもらった。この日は夜のレアル・マドリー対ドルトムントのチャンピオンズリーグとディナーへのご招待。午後街中を歩いていると、ドルトムントサポーター30人くらいに周りを取り囲まれ、「かーがーわ しんじー!」と“香川コール”を浴びる。試合は2-2で白熱する展開となり、ディナーはクリスティアーノ・ロナウド(以下:ロナウド)のよく通うお店でスペイン料理を堪能した。ホテルに帰ると、部屋に今回のイベントのフライヤーが用意されていた。
香川コールをするドルムントサポーター。
試合開始前のスタジアム。
イベントのフライヤー。
11月7日(水)
午後1時に出発。昼食としてスペイン料理を食べ、その後レッドブルスタジオ・マドリッドに案内される。デザイン性抜群の部屋に案内され、いよいよ本番かと思いきや、その部屋はイントロダクションに過ぎなかった。表れたのは3人の音楽関係者。そして突然、「ロナウドは音楽をとても愛しています。これからあなた方に、楽器を弾いて演奏してもらいます」と無茶振りがあり、スタジオへと誘導された。総勢約30名の私たちは2グループに分けられ、それぞれがコーラスや鍵盤、ギター、パーカッションなど楽器の役割分担をされて、約1時間半で仕上げた。
今回もスペイン料理。前菜として生ハムにチーズ。
レッドブルスタジオ・マドリッド。
屋内にいくつかのボックスがあった。
デザイン性抜群の部屋。
天井の一部。
スタジオ内。
そして一行は別館に案内され、いよいよ本番のロナウドが登場する現場へと辿り着いた。入り口にはロナウドの映像と、デザインされたスパイクが展示され、中に入ると壇上ができていた。会場スクリーンはポルトガルカラーに仕様され、椅子が3つ。そこに来たのは、デザイナーのアンディ・ケイン、ペペ、そしてロナウドだった。
ナイキCR7コレクションのメインステージが終わると、展示スペースにて、関係者はグッズを見学。並行してアンディとの1対1のインタビューも行われ、イベントは終了。その後は三度目のスペイン料理となるディナーに招待され、マドリッドにある二大市場の一つで最後の夜を素晴らしい料理と共に楽しんだ。ホテルに到着すると、なんとベッドの上にロゴの書いてある大きな黒いものが・・。恐る恐る開けてみると今回のコレクションが総まとめされたカタログのようなものだった。びっくり嬉しいサプライズプレゼントで、このイベントは幕を閉じた。
映像をバックに、デザインされたスパイクが展示されていた。
メインステージ。
左から、アンディ、ロナウド、ペペ。
展示物1
展示物2
展示物3
ロナウドのスローガン。「LOVE To WIN HATE To LOSE」
左がロゴ。ハートは勝利への愛、Xは敗北を嫌うという意味がある。
今回一番の美味しさだった、イベリコ豚。
コレクションのカタログ。
イベントの関係者たちと。
筆者名 | 小堺 めぐみ |
---|---|
プロフィール | サッカー選手/指導者。10歳からサッカーをはじめ慶應義塾大学卒業後、スペインへ渡り現在は3部に所属するC.E.エウロパでプレーをする傍ら、コーチングスクールに通うほか、INAC神戸、なでしこジャパンのサポートなども務めた経験がある。ライティングとしては日本トップリーグ公式機構など。 |
ツイッター | @megumikozakai |
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ