4メートルの穴の中に落ちてしまった少女を救出

ラツィオのDF、ルチアーノ・ザウリがポーランドサッカー協会会長であり同国のレジェンドであるズビグニェフ・ボニエクの孫娘を救出した。『La Repubblica』などが報じている。

7歳のボニエクの孫娘は、日曜日にローマのレストランのトイレで4メートルの穴に落ちてしまったが、同じレストランで35歳の誕生日を祝っていたザウリがロープを使って少女を救出したとの事。

少女は病院へ向かったが軽度の打撲で済んだ模様。少女の両親は元テニスプレーヤーのヴィンチェンツォ・サントパードレと元ポーランド代表でユヴェントスやローマで活躍したズビグニェフ・ボニエクの娘であるカロリーナ・ボニエクである。

ザウリは元ラツィオのキャプテンで2003年からラツィオに在籍している。アタランタのユース出身でユース年代から代表に名を連ね、1995年のU-19欧州選手権に準優勝したメンバーの一人。アッズーリデビューはアタランタ在籍時の2001年9月5日モロッコ戦だった。

攻守両面で計算できるユーティリティー性の高さが売りだが、サイドバックとしての守備力には若干疑問の余地があり、持ち前の攻撃センスを発揮できるポジションで起用されにくいのが惜しまれるプレーヤー。彼のキャリアを振り返ってみると、アッズーリに選ばれ自身が最も輝いていた左ウイングバックのポジションが最適なのかもしれない。

近年はフィオレンティーナやサンプドリアへローン移籍することもあったが、2011-12シーズンからはラツィオに復帰。ベテランのバックアッパーとしてチームを支え続けている。

(筆:Qoly編集部 L)

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