当時カルパティのスカウトだったイゴール・ヨビチェビッチ(レアル・マドリー下部、横浜マリノス、カルパティなどでプレーしたクロアチア人FW)はルーカス獲得に喜びを隠せなかったという。 「私たちは彼のポテンシャルを見出していました。ラージョ対レアル・マドリー(カスティージャ?)戦で彼を視察する機会があった。ルーカスのプレーが他の選手たちより高いレベルにあることはすぐに分かった。彼はよく動き、スピードがあった」
そして、カルパティ加入後はヨーロッパリーグ対PAOK戦でゴールを決めるなど、3シーズン(実質2シーズン)で通算60試合に出場し、16ゴールを決める活躍を見せて、今回のステップアップを掴みとった。
「ディナモのユニフォームに着るに値することを証明したい」と話すルーカスはディナモでの背番号に70番をチョイスした。その理由については「70番を選んだのは“7”が好きだから。この番号が運をもたらしてくれることを願っているよ」と語っている。
なお、ディナモは今月3日に再開後初となるリーグ戦(対クルフヴァス。試合結果は1-1のドロー)を戦ったが、ルーカスはベンチ入りしなかった。ただ、5日にはトップチームの練習にも合流したようでデビューの日もそう遠くはないはず。
【ルーカス・ペレス、プレー集】