10日に行われたFAカップ準々決勝、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー。
日本代表MF香川真司が先発出場したこの試合、ホームのユナイテッドは開始早々にハビエル・エルナンデス、ルーニーのゴールで2点のリードを奪う。
しかし、ユナイテッドに比べて休みが2日少なかったチェルシーも51分、ランパード、モーゼスに代えてミケル、アザールを投入し、反撃を開始。59分にアザールの見事なミドルシュートで1点を返すと、68分にもカウンターからラミレスが決め同点。勢いづいたチェルシーはその後もユナイテッドを攻め立てたが、デ・ヘアの好守などによりそれ以上スコアは動かず、2-2の引き分けで勝負は再試合に持ち越しとなった(再試合の日程は未定)。
激闘となった試合の終盤、物議をかもし出したのがこのシーン。
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途中出場のフェルナンド・トーレスと競り合い倒れたリオ・ファーディナンドがその直後、トーレスに対して後方から明らかに故意に蹴りを入れて倒すと、自ら手を差し伸べて起こすという、“自作自演”のフェアプレーを展開。
ファーディナンドは5日のCLレアル・マドリー戦でも、ナニを退場させた主審の目の前で拍手を送った行為の印象が良くなかっただけに、FAから何らかの処分が下されることになるかもしれない。
【試合のハイライト】
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