3月26日に行われたワールドカップ2014・ヨーロッパ予選、モンテネグロとの首位攻防戦で引き分けという結果に終わったイングランド代表。
しかし、唯一の得点を決めたウェイン・ルーニーは、予選でサンマリノ、ポーランド、サンマリノ、そしてこのモンテネグロ戦と4試合連続ゴールを達成。10年前のデイヴィッド・ベッカム以来の記録を作り出した。
イングランド代表のキャプテンを務めているスティーヴン・ジェラードは、ウェイン・ルーニーのプレーを賞賛し、ワールドカップ出場には欠かせない存在だとAFP通信に話した。
「ウェインは素晴らしい選手であり、素晴らしい点取り屋だ。選手は皆分かっているよ。彼のために筋道を作り出せば、必ずゴールに繋げてくれることを。
彼は記録を作ることによって、さらに信頼を得た。彼が多くのゴールを獲得し、ワールドカップに連れて行ってくれることを願うよ。
また、彼の態度も素晴らしいものだ。今週はメディアに追っかけられっぱなしだったし、どのように振る舞うかを皆が注視していた。
ウェインは見事に自分自身をコントロールした。だから、あれはとても重要なゴールだったんだ。
(試合について) 我々は熱心に試合を戦ったが、後半の30分に見せたパフォーマンスには失望している。
試合はコントロールできたはずだ。このレベルで戦うならば、2点目を取らなければいけなかった。さもなければ、もっと上に行くことなど出来はしない。それを信じてプッシュし続けたが、最終的はドローに相当したと言わざるを得ないね。
不満はある。しかしこの結果で世界が終わるわけじゃない。まだチャンスが残っている。試合全体を見れば失望だが、前半のパフォーマンスは満足できるものだった。もし90分続けられれば、本大会出場は可能だと信じている。
そのためには他のチームの動向も気にしなければならない。残り4試合全てに勝つチャンスがあるということ以上にね」