トッテナムのウェールズ代表アタッカー、ギャレス・ベイルの獲得を望むレアル・マドリーは、如何なる手段を講じても獲得を実現しようと躍起になっている模様。
昨日、マラガの至宝、イスコの獲得を決めたレアル・マドリーだが、今夏最大のターゲットであるベイル獲得に向けて大きく動き出している。これまでのレアル・マドリーはフロレンティーノ・ペレス会長や新監督のカルロ・アンチェロッティの副官となるジネディーヌ・ジダンが繰り返してベイルに賛辞を送ってきた。背番号11を空番としている事も当然の待遇の1つ。しかし、何よりも重要であるトッテナムを説き伏せ移籍の許可を引き出す為に、注力しているようだ。
レアル・マドリーが現在検討しているのは現金だけのオファーではなく、選手を交えた形でのオファーになるという。トッテナムのダニエル・レヴィ会長はベイルの放出には世界記録の移籍金が必要だと何度も発言してきたが、スペインの巨人はアルゼンチン代表ウィンガー、アンヘル・ディ・マリアを織り交ぜる事で現金だけではない魅力をトッテナムに感じさせようと考えている模様。
なお、トッテナムは現在週給17万ポンドの条件でクラブに引き止めようと画策しているようだが、ベイル本人は未だ去就について多くを語っておらず、移籍劇はデッドラインの日まで続くのではないかと噂されている。