8月21日、プロサッカー選手協会(FIFPro)は「ギリシャ、トルコ、キプロスのチームによる賃金の未払いに注意を促している」と発表した。

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FIFPro

「クラブは、選手たちに豊かな賃金、豪華な家、壮大なプロジェクト、そして各種のボーナス、さらに将来移籍した際のマージンなどを提案し、何でもすると言うかのごとく説得する。

しかし不運にも、多くのクラブがこれらの約束を守ることがない。

一般的には、契約した数ヶ月後にクラブの財源が不足していることが判明し、従って選手の賃金の支払いは滞り、数ヶ月に渡って入金を待たなければならなくなる。

一部の選手は、クラブが給料を払えない、あるいは払わなかったがために家賃を払えず、住居を維持できなくなる。そして、ボーナスについてはこれ以降何も言及されなくなる。

本来貰えるべきものを得るためには、法的手続きを経て長い論争を行う必要が生まれるが、クラブがその間に破産した場合はそれすらも不可能となる。

FIFProは主にキプロス、ギリシャ、及びトルコのクラブによる悪い振る舞いに関して、契約を考えている選手たちや組合には十分に注意してほしいと考えている。

FIFA紛争解決所に提出されている訴えの数については、何年もキプロスが大差で1位になっており、トルコとギリシャが2番手を争っている。この3国全てで、契約を巡っての闘争は毎年増加している。その例外は欧州のカップ戦に出場し、UEFAのクラブライセンス制度を受け入れているチームだけだ」

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