イギリスの『Dailymail』は25日、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドがアメリカのスポーツ用品メーカー Nikeと、史上最高額での契約更新を発表する準備を整えていると報じた。

その金額は、5年間で総額3億ポンド(約472億円)と伝えられており、事実であれば年間6000万ポンド(約94億円)。これは、レアル・マドリーとadidasが結んでいる現在の最高額、年間3100万ポンドの倍近い、恐るべき金額である。

ユナイテッドは2002年、UmbroからNikeへサプライヤーを変更。契約は13年間で総額3億550万ポンド、年換算では2350万ポンドと当時としては破格の金額であったが、近年はスペインの2強やイングランドの強豪クラブがこれを上回る額(だいたい年間2500~3000万ポンド)でメーカーと契約。

ユナイテッドとNikeの契約は2015年までとなっているため、経済誌『Forbes』が毎年発表している「資産価値の高いスポーツチーム」ランキングでレアル・マドリーと首位を争う“プレミアの雄”が、アメリカの巨大メーカーと一体いくらで新しい契約を結ぶのか、大きな注目が集まっている。

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