現地時間13日に行われた大陸間プレーオフ第1戦でニュージーランドに5-1と快勝し、20日の第2戦を前にほぼW杯行きを手中に収めたメキシコ。

先月の北中米カリブ海最終予選終了後に就任したミゲル・エレーラ監督は、一ヶ月弱という限られた準備期間で臨むプレーオフに向け、より連携の取れた国内組のみを招集。特に兼任でそのまま指揮を執るクルブ・アメリカから10人を招集すると、9日に行われた国内リーグ最終節を回避させて代表合宿を続け、この試合では7人の愛弟子を先発に起用。そして序盤こそ守備的なニュージーランドに手を焼いたものの、アギラル(クルブ・アメリカ)のゴールで先制した後は代表チームとは思えないコンビネーションで相手を翻弄し大勝した。

言うなれば“(クルブ)アメリカ代表”としてニュージーランドを撃破したメキシコ。スタジアムにはこのような横断幕が登場、またユニフォームも売られていたそうで・・・

思い返せば最終予選の最終節ロスタイムに宿敵アメリカ代表(こっちは本物)のゴールに救われプレーオフ進出を決めたメキシコ。今予選のキーワードは「アメリカ」!?

※メキシコ国内でアメリカ(USA)は「エスタドス・ウニドス」と呼ばれていることへの突っ込みはなしで

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