1月18日、AAP通信は「今季限りでウエスタンシドニー・ワンダラーズを離れることになった元日本代表MF小野伸二は、クラブに残りたかったと明かした」と報じた。

12-13シーズンに清水エスパルスからウエスタンシドニー・ワンダラーズに入団し、リーグきってのスター選手として活躍してきた小野伸二選手。

日本では昨年末からコンサドーレ札幌がオファーを送っていることが報じられ、ついに先日ウエスタンシドニー側から正式に今季限りでの退団が発表されている。

AAP

小野伸二

「僕は11月に(札幌からの)オファーを貰って、自分がどうしたいかということを考えなくてはならなかった。

日本に戻るという意志決定を行うのは、とても大変なことだった。僕は出来るだけワンダラーズに長く残りたかった。このチームとともに働けることを楽しんでいるからね。とても難しかったが、僕は行くことに決めた。

(ワンダラーズから延長のオファーを貰っていたら、状況は違っていた?)

もちろんだよ。ワンダラーズからのオファーがあることを期待していたし、チームも僕を残したいと思っていたと思う。でも、僕はその前に決断した。

(クラブは、小野選手が家族の元に戻りたいと考えているからだと話していたが)

オファーは素晴らしいものだった。ビジョンや目標という点でね。お金は問題じゃなかった。契約期間も考慮していない。そして、家族という点についても、僕が日本に戻る理由ではないよ。

でも、これはとても難しい質問だ。シーズンはまだ途中だし、多くを話すことは出来ないよ。今季が終わったら、全てを話せるだろう。

(今後の活動は?)

僕は、日本とオーストラリアとの間の、架け橋のようなものになりたい。ワンダラーズとの関係は維持していきたいし、日本に良い選手がいればここに連れてきたいと思っている。でも、僕はエージェントではないからね(笑)

(監督としてワンダラーズに戻ってこようと思う?)

選手としてここに戻ってきたいね」

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