苦戦が続く今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドで、この選手の台頭は明るい材料といえるだろう。

プレシーズンマッチから燦然たる輝きを見せる、背番号44アドナン・ヤヌザイである。

ヤヌザイはここまでプレミアリーグ20試合に出場し、3得点。途中出場が9試合あるが、いずれも攻撃のリズムを変えるための起用が多く、弱冠19歳ながらその才能にはプレミアリーグの猛者たちも舌を巻いている。

そんなヤヌザイといえばあのクリスティアーノ・ロナウド同様2月5日生まれとして知られる。

そんな彼に人々は、将来彼と同じように栄光の背番号7を受け継ぐことを期待しているが、彼の憧れるプレーヤーとはどんな選手なのだろう。

今回は、『Mail Online』の中から、アドナン・ヤヌザイのコメントをご紹介しよう。

Mail Online

アドナン・ヤヌザイ(マンチェスター・ユナイテッド)

「子供の頃、サッカーが大好きだった。試合ではサッカー選手を見ているだけで楽しんでいたよ。
例えばロナウジーニョのファンがいたとしよう。その人たちはロナウジーニョのクオリティを見たいと思うし、彼がボールで何でもできることを知っているんだ。

 僕は左利きの選手だけに注目することはないんだ。なぜなら、右利きの選手にも偉大な選手はたくさんいるからね。クリスティアーノ・ロナウドやディヴィッド・ベッカムがそうだね。
ジネディーヌ・ジダンやファン・ロマン・リケルメ、カカも同じだ。いわゆる『10番タイプ』の選手が、僕が尊敬するタイプだね。

 今シーズンのはじめに行われたキャピタルワン・カップのノリッジ戦では、『10番』のポジションでプレーした。とても楽しめたよ。それでも僕はウイングでもプレーできるし、そこでプレーすることもあった。
 このチャンスを掴むために、これまで励んできた。モイーズ監督は僕自身を証明するチャンスを与えてくれたから、ベストを尽くそうとしてきたよ」

なお、昨日行われたコソボ代表がFIFA認可による初の国際親善試合ハイチ戦を戦ったが、ヤヌザイはこの招集を断っている。

ヤヌザイはベルギーとコソボの二重国籍を持つ。


【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名