プレミアリーグとチャンピオンズリーグの2冠の可能性があったチェルシー。ミッドウィークのアトレティコ・マドリー戦で逆転負けした事によりタイトルを獲得する可能性がプレミアリーグのみとなってしまったが、ジョゼ・モウリーニョの手腕には改めて賛辞が集まっている。

既にモウリーニョは来季へ向けて補強案を練っているといわれており、No.1ターゲットとしてアトレティコ・マドリーのFW、ジエゴ・コスタをリストアップしているといわれている。その一方で、今夏で退団する可能性のある選手の名前も噂で聞かれるようになっており、最大7名がスタンフォード・ブリッジから去るのではないかと『Football Direct News』が報じている。

ブラジル代表DF、ダヴィド・ルイスの退団は基本路線かもしれない。26歳のルイスはW杯メンバー当確の実力者だが、昨年の夏も退団の可能性が大きく報じられており、今夏こそバルセロナへ移籍するのではないかといわれている。

MFのラミレスとジョン・オビ・ミケルにも退団の可能性がある。また、昨年の夏にアンジ・マハチカラからやってきたサミュエル・エトーは契約満了によりクラブを去るとみられている。FW陣ではフェルナンド・トーレスもやはり退団候補である。5000万ポンドの移籍金で加入したもののその価値に見合う働きを示せておらず、クラブは売却して投資した移籍金を少しでも回収したいようだ。

そして現在ローン移籍中のロメル・ルカクとティボー・クルトワの将来も不透明だ。2人のベルギー代表はそれぞれエヴァートンとアトレティコ・マドリーに貸し出されており、素晴らしいパフォーマンスを示している。彼らはまだ若く高額移籍金が見込める事から、ジエゴ・コスタ獲得資金を捻出するために売却される可能性があるようだ。

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