その一方で、宿泊施設にそこまで高い要求を求めないチームもあるらしい。
記事の中ではイングランド代表がその一つとして挙げられており、ホテルに3つあるレストランの1つを貸し切りにしてもらうこと、選手のためにTVゲームの部屋を用意してもらうこと、そしてその部屋には3つのテレビを設置し、最新のゲームを取り揃えること等が主な要求だったそうだ。
また、イングランド代表が宿泊する別のホテルではベッドなどの家具を新調し、エアコン環境も整備し200万ポンド(およそ3億4100万円)の費用がかかったという。
2002年W杯の日本代表に密着したドキュメント『六月の勝利の歌を忘れない』では、宿泊施設で選手たちがリラックスしている様子が収められている。中山雅史が中田英寿をイジれば、小野伸二は三都主アレサンドロと仲良くビリヤードに興じていた。
極限のプレッシャーの中、隔離された空間で戦う彼らだからこそ求めるものがある。我らが日本代表チームは、どんな環境を宿泊施設に求めるのだろうか。