5月22日、『Express』は「バレンシアが保有権を持っているフランス代表DFアリ・シソコ、同代表DFアディル・ラミについて、ACミランが獲得に向かっている」と報じた。
今季ACミランにレンタル移籍していたアディル・ラミについては、当初の買い取り条項に記載されていた5月19日という交渉期限をすでに過ぎているものの、ACミラン側としては完全移籍で買い取りたいという希望を隠していない。
ラミの条項で設定されていたのは700万ユーロという価格であったが、ミラン側は350万ユーロを提示し、その後対話は進まず期限を通過。ミランは現在400万ユーロという価格をバレンシア側に提示しているとのこと。
また、ミランは同時に今季はリヴァプールにレンタル移籍していたアリ・シソコの獲得についても獲得の希望を伝えているが、これについても設定されている550万ユーロという金額にミラン側が不満を抱いているとのことだ。
そして、それと競合しているのがイングランド・プレミアリーグのアーセナルであると『Express』は伝えている。アーセナルはトーマス・ヴェルマーレンの退団に従って左サイドバックの補強を考えており、アリ・シソコをその候補として考えているという。