Googleが開発したウェアラブル端末、Googleグラス。

AR(拡張現実)を搭載し、バーチャル映像をグラス上に投影させることができるそんなハイテク装置は、あらゆる分野での利用が見込まれており、アメリカでは先月から一般消費者向けへの販売がスタート。日本での販売もそう遠くはないと言われており、主にIT業界を中心にその普及が注目されている。

そんなGoogleグラスだが、サッカーの世界でもごく自然に利用される日が来るかもしれない。

こちらは、ローマの監督がルディ・ガルシア監督がGoogleグラスを装着した時の映像である。

Googleグラスにはカメラが内蔵されており、このような監督目線を楽しむことができる。さらには外部音声も収録可能で、監督業のアシストおよび中継の応用に利用できるのではないかと話題となっているようだ。

ちなみに、サッカー関係者の中でこのGoogleを初めて利用したのはアトレティコ・マドリーのコーチを務めるヘルマン・ブルゴスであるという。

このGoogleグラスを用いた応用は他のスポーツでも検討されており、プロテニスプレーヤーでサッカー好きとしても知られるロジャー・フェデラーもGoogleグラスを着用してラケットを握っている。

ゴールラインテクノロジーが本格的に導入され、中継技術も日々成長を見せる今日のフットボール界。

以前Qolyでは、レンズ上に選手情報や試合のスタッツをリアルタイムで表示させることができるグラスをご紹介したが、次なるイノベーションはやはりウェアラブル端末にあり?

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