イングランドの名門、アーセナルの歴代最多得点記録者といえばあの男だ。

通算228得点を記録したティエリ・アンリである。アンリは現在ニューヨーク・レッドブルズに所属し、アメリカでのプレーも5シーズン目。 このブラジルW杯では英国『BBC』でコメンテーターを務めており、ブラジルから現地の様子を届けていた。

そんな『BBC』のコメンテーターにはかつてプレミアリーグで対戦したリオ・ファーディナンドも名を連ねていたのだが、同局の『Rio Ferdinand's #5 magazine』という退団番組で現在のストライカーについて話している。

かつて『世界最高のストライカー』と言われた選手は、今のトップストライカーに何を思うのだろうか。『Mail Online』がまとめた中からご紹介しよう。

ティエリ・アンリ(ニューヨーク・レッドブルズ)

「もし我々がストライカーに関して話すことになるなら、世界でナンバーワンはルイス・スアレスだと私は言う。

彼は全てを兼ね備えているよ。非常に攻撃的で、いい意味で傲慢だし、ボレーも決めれてヘディングでも得点を奪える。

試合になれば、彼はそういった獰猛な側面を見せる。私はそれを“欺き”だとは思わない。彼はゴールの方法を知っているのさ。私は(W杯での)イングランド戦でそのことを知った。ウルグアイはスアレスに2つのチャンスを演出し、彼は2つともを決めたよ。

(リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドについて)

リオネル・メッシは世界でベストな選手だ。ただ、クリスティアーノ・ロナウドが試合で見せる仕事量も尊敬に値する。

ロナウドはやっぱり怪物だよ。特別な才能を持った一人の選手を見ることは、子供たちにとっていいことだね。

ルイ・サアはよく私に言っていたよ、『ロナウドがこのチームで最もハードワーカーだ』とね。メッシがハードワークしないとは言っていない。だけど、ロナウドの方がより自然体だね。

ロナウドがトップに辿り着くには、本当にハードにこなさねばならない。彼らは同じメンタリティを持つが、確かに違い(差)はある」

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