スイスのバーゼルはここ15年で、優勝9回、3位以下に落ちたのはわずか2回という国内最強クラブで、現在もリーグ5連覇中。近年はヨーロッパの舞台でもCLベスト16(2011-12)やELベスト4(2012-13)といった実績を残しており、国際的な競争力のあるところを見せている。

そのバーゼルに先日、日本代表の柿谷曜一朗が加入(右はパウロ・ソウザ監督)。国内リーグのレベルが決して高くない一方、昨季チェルシーへ移籍したムハンマド・サラーのように欧州戦で活躍すればビッグクラブにそのまま引き抜かれることもあるため、移籍先としては決して悪くない選択だろう。

4年前、同じくW杯後にセレッソ大阪からドルトムントへ移った香川真司は素晴らしい活躍を見せ、日本代表の10番を背負う存在となった。柿谷も同様に、4年後のロシアW杯に向けてビッグな存在になってほしいところだ。

Basel 2014-15 adidas Home

バーゼルが今季使用するユニフォームはこちら。

サプライヤーは2012年から契約しているadidasで(それ以前はNike)、ホームは今季も伝統的な赤と青の切り替えしデザイン。テンプレートはバレンシアの新ユニフォームなどでお馴染みのテンプレートである。

Basel 2014-15 adidas Away

アウェイは白をベースに肩部分に黒を取り入れ、さらにクラブカラーの赤と青を配置。

ちなみに、あのバルセロナの「ブラウグラーナ(青とえんじ)」も、創始者の一人であるジョアン・ガンペール氏がバーゼルと深い縁を持っていたことからバーゼル由来というのが一般的だ。

胸スポンサーはバーゼルに本社を置く国際的な製薬会社、ノバルティス(Novartis)。日本でも近年たびたび話題に上る企業である。

さらに、両袖にフォルクスワーゲン(Volkswagen)、胸の上部には国内大手銀行でリーグスポンサーのライファイゼン・スイス(Raiffeisen Schweiz)のロゴが入れられている。

スイスリーグは19日に開幕しており、バーゼルはアーラウに敵地で2-1と勝利。順当に白星スタートを切っている。

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