『Skysports』は「リヴァプールの元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードは、この3か月は人生最悪の時だったと話した」と報じた。

ジェラードは昨季優勝を争っていた終盤のチェルシー戦で足を滑らせるミスを犯し、失点の原因に。さらにそのあと臨んだワールドカップではグループステージで敗退してしまう。

大会後に代表引退を宣言したジェラードは、この3か月を「人生最悪の時」と表現するとともに、今季の戦いでそれを振り払うことを約束した。


スティーヴン・ジェラード

「僕はあの後、ドレッシングルームで感じた痛みをずっと抱えたままだった。おそらく人生で最悪の3か月間だった。

しかし、それが起こってしまったことは受け入れなければならない。もう変えることはできないんだ。

あのスリップは残酷だった。そこが階段だろうが、床であろうが、誰もが人生で何度かはスリップをするものだ。僕はそれが最悪の瞬間に起こってしまった。

辛い時間は乗り越えなければならない。不運にも僕はそれを経験し、乗り越えるための助けとなるはずのワールドカップに臨んだ。

しかしそれは裏目に出た。短期間に僕は2度の信じられないような最低の出来事に出会ってしまった。

僕は34歳だ。この3か月の出来事をただ過去のものにする方法はない。重要なことは、僕のキャリアをできるだけ高い位置で終わらせるということだ。リヴァプールの選手、そしてリヴァプールのファンは、常にすべてを捧げるもの。それらの幻影はすぐ振り払わなければいけない。

(代表引退について)

ブレンダンと話をしたとき、彼は『もしイングランド代表を続けたければ、リヴァプールでもそれを考慮できる』と言った。

でも僕は、リヴァプールの試合を僕のために組み替えてもらうようなことにはなって欲しくなかった。それが僕の決断を100%確定させた。

僕はまだプレーしていたい。フレッシュな状況で、高いレベルで、リヴァプールのためにもう1シーズン戦いたい」


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