8月16日、『MARCA』は「リーガ・エスパニョーラのセビージャは、ディナモ・キエフに所属しているフランス代表DFブノワ・トレムリナスの獲得を検討している」と報じた。

セビージャは今夏スペイン代表DFアルベルト・モレノをイングランド・プレミアリーグのリヴァプールに放出。薄くなった最終ラインをカバーするため、フランス代表経験も持っているDFブノワ・トレムリナスに目を付けたとのことだ。

ブノワ・トレムリナスはボルドーの下部組織出身で、ヨアン・グルキュフなどとともにリーグ・アン優勝に貢献したことで知られている左サイドバック。小柄であるが非常に攻撃的なプレーが特徴で、クロスボールでのチャンスメイクを武器としている。

かなりの実績を持っている選手で、2013年には650万ユーロ(現在のレートでおよそ9億円)という額でディナモ・キエフに買われているのだが、ウクライナではそれほど重用されておらず、昨季の後半戦ではサンテティエンヌに貸し出されていた。

セビージャはシーズン終了後に一定の金銭を支払うことで保有権を買い取れるオプションを付与した期限付き移籍という形でブノワ・トレムリナスを引き入れたいと考えており、交渉を進めているとのことだ。


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