8月18日、イタリア・セリエAのフィオレンティーナは「チェルシーからドイツ代表MFマルコ・マリンを獲得した」と公式サイトで発表した。

契約については今季終了までのローンで、完全移籍に切り替えることが可能なオプションが付随している。それを行使するための額については公表されていないが、『L'Equipe』によれば500万ユーロ(6億9000万円)程度であるとのことだ。

マルコ・マリンは1989年生まれの25歳。下部組織から昇格したボルシアMG、そしてヴェルダー・ブレーメンで活躍を見せ、10代でドイツ代表に選出されるなど高い評価を受けていた選手であるが、2012年に移籍したチェルシーでは不遇の時を過ごしている。

イングランドではほとんど出番を与えられておらず、昨季はリーガ・エスパニョーラのセビージャに貸し出されており、今夏も退団が濃厚であると報じられてきた。

そして先週にはフィオレンティーナがマリンのメディカルチェックを行っていることを公表。契約までには1週間の時間がかかったものの、この度両クラブでの交渉も無事終了し、移籍が正式に決定した。


【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介