8月22日、イングランド・プレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は「ギリシャ代表FWヨルギオス・サマラスを獲得した」と公式発表した。

契約期間は2年。前所属のセルティックとは契約が切れているため、移籍金は発生していない。既にメディカルチェックは終了しており、背番号は30に決定している。

ヨルギオス・サマラスは1985年生まれの29歳。先日行われたワールドカップにもギリシャ代表の一員として参加し、センターフォワードや左サイドで活躍を見せた長身のアタッカー。日本代表戦にももちろん出場している。

2008年から所属していたセルティックでは中村俊輔選手とともにプレーしていたため、日本での知名度も高い。 ファンに対してのサービスに熱心であることでも有名である。


アラン・アーヴァイン WBA監督

「我々は豊富な経験を持っている選手と契約した。クラブにサミ(サマラス)を迎え入れられたことを大いに喜んでいる。

彼は最高のレベルで多くの試合をプレーしてきた。チャンピオンズリーグ、EURO、ワールドカップ――それからのフィードバックを我々は彼から受けられるだろう」


テリー・バートン テクニカルディレクター

「ヨルギオスは典型的な長身ストライカーではない。彼は試合でフィジカルを見せるが、走ることもでき、技術も高い。ボールをうまく扱え、チームに柔軟性を与えられる。

彼は大きな舞台でいい経験を積んできた。そして、セルティックでは最高の瞬間をいくつも迎えてきた」



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